一説によると
 
 
ユーモアとは、”にもかかわらず”、笑うことであるという。
 
 
碇シンジは、”にもかかわらず”、なまえのない銀鉄に乗り込み、目的地を目指している。
 
 
「一度路線を走り出せば、いかなる事情があろうとも振り返ることのできぬ」掟をもつ銀鉄機構・・・・その正体
 
 
そして、銀鉄が到着する地にて必ず起こること、それを予想している・・・”にもかかわらず”碇シンジは、ひたすらに目的地を目指す。
 
 
暗い車窓に、穏やかな笑みを映して
 
 
下界を見おろす。
 
 
ひかりに みてる あめつちを