逆説的だが、と運転手は言った。
その切符を手放せば、列車に乗り続けることになるのだと。
綾波レイは、先回りをする。
「この宇宙に到達できぬ場所など許さぬ」掟をもつ銀鉄機構・・・・その正体
うすうす感じながらその列車に乗ることを躊躇しない。
暗い車窓に、呪われた瞳を映して
光天を見上げる。
地を継ぐ者はだれ?